パルパルパピヨン’s diary

なんでも書くのです。

「学びを問い続けて」 佐伯胖さん著 -を読んで

私がこの本を読んだのは、日本の教育制度に対する言葉にならない怒りがあったからだと思います。現行の教育制度とは、学ばなければならない教材を、効率よく脳にコピペする「作業」のような営みであろうと考えていました。

著者は私と同じような考えをお持ちのようで、教育制度は子どもの学ぶ力を殺してしまっていると警笛を鳴らされています。本書で佐伯さんは、「基礎とは何だ?」「独学とは何だ?」「学びとは何だ?」と私たちが日常で当然のように触れている言葉を深く掘り下げる「根源的アプローチ」により好奇心を基とした学びの大切さを論じられています。

読了後、「人生は一生勉強」だととても苦しいだろうが、「人生は一生学び」であるならこれほどワクワクすることはないだろうと感じました。私は「勉強型の人間」とでもいうべきタイプとなってしましましたが、今後は「学び」に対する好奇心を全開にして生きていきたいものです。

https://www.amazon.co.jp/「学び」を問いつづけて授業改革の原点-佐伯-/dp/4098373599/ref=sr_1_8?s=books&ie=UTF8&qid=1552787363&sr=1-8&keywords=%E4%BD%90%E4%BC%AF%E8%83%96