パルパルパピヨン’s diary

なんでも書くのです。

不眠傾向のある私が睡眠時に意識する3つのこと

改めて言うまでもありませんが、睡眠は大切です。私が調べた文部科学省の約10年間にわたる追跡研究によると、7時間睡眠群(6.5h-7.5h)がその期間における死亡率が最も低かったようです。当然、地域差や個人差などもありますが、一般的に睡眠時間の確保が大切であると示すデータとしてこの研究は妥当と判断できます。

私たちの中には、全く苦労なく自然と眠りにつける人もいれば、そうでない人もいます。私のように不安感が強く、不眠傾向にある人はベッドに入ってから1~2時間ずっと考え事が止まらず、ストレスが溜まり眠れないということがあります。では、そういう人はどう睡眠時間を確保すればよいのでしょうか。

私は入眠時間(ベッドに入ってから眠りに落ちるまでの時間)に困難を抱えているため、そのトピックについて書きたいと思います。ベッドに入ってから、私の意識することは主に3つです。①身体感覚を感じること、②ボーッとすること、③ネガティブになること。もちろん、これらを意識してすぐに効果が出るという訳ではありませんが、私の経験上では、この3つを成功させても入眠できないという訳ではなく、この3つを実行できないことが入眠困難につながるということです。つまり、実践できさえすれば、これらの意識方法は一定の効果が私にあるといえます。では、次回にこの3つを詳しく掘り下げます。

「問いを持ち続ける」ということ

恐らく、「自分なりの問いを持つ」ということは日本人にはなかなか難しいことなのではないかと思います。理由を私なりに考えてみたのですが、どうも学校教育に問題があるのではないでしょうか。

本の学校教育は、テストで良い点数をとることを目指す営みであるといっても過言ではないと思います。仲間との相互的関わりは、成果を上げるための手続きでしかなく、そのこと自体を目的として行われているという訳ではなさそうです(もちろん、学習指導要領には共同学習の重要性を説いていますが…)。テストのために授業があるという図式です。つまり、我々は権威高いところから提示された「問題」を受動的にこなしていくことになれてしまい、自身で積極的に問いを立てたり、深めたりということなど考えることなく過ごしているのです。

「学習」とは「想起すること」だ! 〖科学的に正しい英語勉強法〗メンタリストDaiGoさん著- を読んで

昨日、メンタリストDaiGoさん著〖科学的に正しい英語勉強法〗を読みました。書店で立ち読みしたのですが、やはり今最も興味のあることや、危機感を感じていることがトピックだとスラスラ読めてしまいますね。1時間ほどで読んでしまいました。

なぜ本書を手に取ったかと言いますと、僕の英語の学習法に行き詰まりを感じていたからです。学生時代の学習スタイルをそのまま継続しているため、知識を頭の中に留めるというインプット重視の状態でした。この学習方が、IELTSのスコアにあまり現れず、悔しい思いをしていました。

本書には最新の科学的知見に基づいた最良の勉強法が書かれています。たくさん勉強させて頂きましたが、そのうちの一つをご紹介したいと思います。一言でまとめるなら、「学習とは想起である」といえるでしょうか。記憶を保持し、いつでも取り出せるようにすることを学習と呼ぶのなら、学校教育で重んじられる教科書を「読むこと/見ること」はまったく脳に負荷をかけず、記憶の定着を助けない学習法のようです。

ここで大切なのは「脳に負荷をかけること」です。例えば、依然やった問題集に出てきた単語を「autonomyの意味は?」と復習するとしましょう。問題集で覚えた時が1・2週間前であれば、なかなか思い出せないはずです。ここで重要なのは、すぐに答えを見ないことだそうです。「あ~!!やった気がするんだけどなぁ…えーっと、えーっと」…ともがきましょう。これが脳に負荷を与えるといことです(個人的にはこれが脳における記憶のニューロンのつながりを強くするのだと考えています)。すぐに回答を見てしまったら、脳に負荷をかけることにはなりません。ちなみに、DaiGoさんは20分くらい粘って思い出そうとされているみたいです。たとえ思い出すことができなくても、「悔しい!次は頑張って思いだそう!」と感情も一緒に記憶活動に参加させることができ、やはり記憶に残りやすくなります。

この「想起すること」というのが本書の中で最も震撼したお話でした。加えて、その内容を友達に話したり、完全な文を作れるかを紙に書いたりするアウトプット作業を行うことで、さらなる記憶の強化ができるでしょう。

 

リンク:

https://www.amazon.co.jp/科学的に正しい英語勉強法-メンタリストDaiGo/dp/4887246005

大爆笑するK

先日、久しぶりに高校時代の友人と飲みに行きました。学生は私を含めて二人で、大半はもう社会人として立派に働いています。

近況を話し合ったり昔話に花が咲いたりしましたが、その会話のところどころで特に仲の良かったKが大爆笑していました。彼はクラスでも、学年全体でも人気者だったことを思い出しましたが、なぜ人気だったのかが今では分かる気がします。それは、自分の内面を無邪気にそのまま出しているからではないでしょうか。

対照的に、私は内面を出せない性格でKと比べると友達も多い方ではありません。4月から夢への大きな一歩を踏み出すそんな私に、Kがとても大切なことを教えてくれたような気がしました。これから、私がすぐに大爆笑するようにしよう!と意気込むわけにはいきませんが(私の友人がビックリするでしょう笑)、ポジティブで素直な心ならそのまま表出するのは悪いことではないのだと感じました。他人の心からの笑顔を見て、不快に思う人などどこにいるでしょうか?素直な心をそのまま出すことで、みんな安心してかかわることができるのですね。

失敗の有効活用 ファイターズへようこそ! 金子弌大選手

以前、NHKのニュースで今年オリックスから日本ハムに移籍した金子弌大選手の取材が放送されました。私にとってかなり印象的なお話でした。

私の金子選手に対するイメージは、コントロールがとても良く投げミスが極端に少ないといったものでした。

しかし、実際はそうでもなかったのかもしれません。もちろんコントロールが良い投手には違いないのですが、金子投手は「失敗の有効活用」を行っていたため、「ミスが少ない投手」と印象づけられたのかもしれません(正に、金子投手の思うつぼでしょう)。投球において、金子投手ほどの選手であっても投げミスはあるようですが、特筆すべきは、金子投手が打者に「失敗を失敗としてみせている」のではなく、「失敗を打者を打ち取る布石としてみせている」という点です。つまり、金子投手は投げミスすることを前提として、その投げミスすらも打者を打ち取る手立てとならないか?と常に考えながらプレーしているということです。

失敗をすることは誰にでもあります。大切なのは、その「失敗の捉え方」であるということを痛感したお話でした。失敗をした際、「自分はどんな失敗をしたのか?」「相手はそれをどう思っているのか?」と自分に問う習慣をつけましょう。私は次なる失敗をした暁には、一歩引いてそれらを考えることから始めたいと思います。

「学びを問い続けて」 佐伯胖さん著 -を読んで

私がこの本を読んだのは、日本の教育制度に対する言葉にならない怒りがあったからだと思います。現行の教育制度とは、学ばなければならない教材を、効率よく脳にコピペする「作業」のような営みであろうと考えていました。

著者は私と同じような考えをお持ちのようで、教育制度は子どもの学ぶ力を殺してしまっていると警笛を鳴らされています。本書で佐伯さんは、「基礎とは何だ?」「独学とは何だ?」「学びとは何だ?」と私たちが日常で当然のように触れている言葉を深く掘り下げる「根源的アプローチ」により好奇心を基とした学びの大切さを論じられています。

読了後、「人生は一生勉強」だととても苦しいだろうが、「人生は一生学び」であるならこれほどワクワクすることはないだろうと感じました。私は「勉強型の人間」とでもいうべきタイプとなってしましましたが、今後は「学び」に対する好奇心を全開にして生きていきたいものです。

https://www.amazon.co.jp/「学び」を問いつづけて授業改革の原点-佐伯-/dp/4098373599/ref=sr_1_8?s=books&ie=UTF8&qid=1552787363&sr=1-8&keywords=%E4%BD%90%E4%BC%AF%E8%83%96

メモの魔力 -前田裕二さん著 を読んで

この本を読む前は、メモをとるとは「退屈な作業」と思っていました。僕のイメージでは学校で板書されたことを、そっくりそのまま書き写すことが「メモをとる」ということだったんです。

しかし、読んでいるうちに「これは!」と疼きました。本書では「メモをとる」ことを単なる書き写しの反復作業ではなく、物事の本質を見極め、イノベーションを生み出すための習慣として書かれていました!

今後は、世の中にある「事実」に対して興味の毛穴を全開にして、あらゆることに関心を寄せます。またメモをとることは、自分自身を知ることにもつながるようです。自分が今どこまでできていて、どこからができていないかを自身でモニターできるのなら、今とるべき行動もおのずと見えてきます。

 

https://www.amazon.co.jp/メモの魔力-Magic-Memos-NewsPicks-Book-ebook/dp/B07L67XZSS/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1552702796&sr=1-1